こんにちは、マロディーです。
今日はビジネス関係のお話
と言ってもの、経営や投資の話ではありません。
たまたま、手にして読んだ本が自分の考えと似ていたため賛同できる部分を自分なりに整理してみました。
ご紹介する内容は、堀江貴文さんの書いた「多動力」という本の内容をもとにビジネスパーソンの市場価値について考えてみました。
ビジネスにおいての人物の価値
これを高めたら
良い企業に就職できる
今よりも良い企業に転職できる
新たなビジネスチャンスを見つけて起業できる
そう思っている方も多くいるようです
でも、本当にそうでしょうか?
そもそも人物の市場価値とは誰がどのように決めてるの?
価値の基準は?
実はあんまり明確ではない人物の市場価値というものに振り回されていませんか?
なかなか結論の出ない話なので、
今回は人物の市場価値について、多動力がある人の方が価値があるのかを考察してみます。
もくじ
この記事の内容
- 多動力のある人は新たな価値の創造ができる人
- 多動力のある人は就職、転職に有利
1.多動力のある人は新たな価値の創造ができる人
多動力のある人は新しい価値を作れます、作りやすいです。
その理由は、組み合わせができるからです。
参考として、先ほどあげた堀江さんの多動力という本があります。
堀江貴文さん、「ホリエモン」と言った方がわかる方も多いかもしれませんが
IT業界の異端児や革命家として評価され、ライブドア社によって球団や放送局の買収騒動などの話題で一躍、時の人となり証券取引法違反容疑による逮捕で収監、出所後も多くの分野で活躍中
まあ、今回は堀江さんの人物を紹介するのが目的ではないので、詳しくは記載しません。
というか、詳しくないので記載できません。
また、堀江さんについての個人的な評価は影響力のある人だなぁ
と感じますが、自分の理想とするリーダー増、統率像とはやや違う気がするので
参考になると思いますが、中立的な立場で眺めさせていただきます。
さて、記事のタイトルにもいれた
「多動力」という表現
堀江さんの著書のタイトルなのですが、
なかなか、良いだなぁと思います。(上から目線ぽくてすみません)
内容もなるほどと思うこともたくさんあったので、興味のあるひとは是非読んでみてください。
特に「3つの肩書きをもてばあなたの価値は1万倍になる」という内容はなるほどなと思いました。
引用ですが
まず、一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる。1万時間というのは、1日6時間やったと考えて5年。5年間一つの仕事を集中してやれば、その分野に長けた人材になれる。
ここで、軸足を変えて、別の分野に1万時間取り組めば何が起きるか。
「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により、「1万人に1人」の人材になる。
この理屈で、3つの肩書きをもてば、100の3乗で100万人に1人の希少価値のある人材になれる。
という内容らしいです。
んー、キャッチーでなんとなく納得させられましたが・・・・・。
ホリエモンの著書の中では、元リクルートの藤原和博さんが唱えている
「レアカードになる方法」からの引用として紹介されているこの内容
まあ、仮に最初の「100人に1人」の件は、100歩譲って仮説として同意するとして、果たして違う分野で同じように100人に1人の人材となったからといって、1万人に1人の人材になれるのかどうかという点は疑問です。
ただ、二つの分野の仕事をそれなりに(悪く言うと中途半端に)できる人が1万人に1人の逸材かというと少し怪しいですが
更にもう一つの分野の経験で100倍だー
って、界王○ンじゃないの?
100の3乗はマユツバ的ですが、異なる分野の経験が新たな視点を持つことができるというのは理解できます。
複数の分野を掛け合わせて、価値を高めるという考えは間違っていない
なぜなら、軍事の分野ではそれが主流になっているからです。
軍事の主流がビジネスと関係あるのかという疑問には別の記事でお答えするとして、
世界1の軍事力を持つアメリカもそれを追対する中国も、また未だに影響力を持つロシアも、どの国も組み合わせを使って戦争目的を達成しようとしています。
マルチドメイン、ハイブリッド、超限戦どれも軍事戦略の分野の用語です。
本当にざっくりと説明すると
戦車や大砲、戦闘機といった従来言われている軍事的な要素から経済、国内外世論、文化等のさまざまな要素を組み合わせて戦うことで、相手の得意とする領域での戦いを避けたり、戦争を継続できない状態にするといったものです。
また、相手の準備していない領域(ドメイン)で攻撃することで、自軍を有利な態勢に運ぶと言ったものです。
ビジネスの世界ではGAFAが拡大したのは「従来型の市場にITという新領域(ドメイン)を有効活用して、流通や店舗型のショッピング事業等を淘汰していったことは誰も準備していない領域で戦ったため」という事例の通りです
このことから、複数の要素を組み合わせることで新たな価値を創造できる可能性が高いため、一個人においても異なる分野の肩書き(経験)を持つことで新たな価値を創造できると考えられます。
ただし、掛け合わせるものによってはあまり効果が期待できないものもあるため、なんでも掛け合わせれば良いというものではないと思います。
また、新たな価値の創造というところがポイントなので、3つの肩書きがあるから希少価値があるのでは無く、それぞれの経験を活かして他人が気がつかなかったような発想を作り出せるかが重要です。
結局は、様々な経験の上にそれをビジネスチャンスに活かせる人がビジネスにおける市場価値の高い人と言えます。
ビジネスにおける市場価値の高い人物とは
様々な分野での経験をもとに他者の気づかないアイデアを思いつく人
ということになります。
ただ、世の中の多くの社会人は他分野に5年間も費やすのはリスクがある
他分野に費やす時間などない
という人がほとんどだと思います。
でも、安心してください。皆さんはすでに他分野を取り入れながら仕事をしています。
例えば、会社の会議における各部門間で行われる会議や一つのプロジェクトを実行するために、様々な分野や能力を持った人材を集めて作ったワーキンググループなども小規模な掛け合わせです。
何も一人の人間がマルチドメインにならなくても、それぞれの専門家のアイデアを掛け合わせる基盤があれば新たな価値は作り出せるのです。
そして、ここで大切なのは、自分と違う意見に耳を傾けることです。
自分と違う意見、違う分野からの主張、すべてアイデアの元だと思って真摯に聞いてみること
自分の意見を率直に表現してみること
こうしたことで問題解決やビジネスチャンスを生み出すためのアイデアが出てくるかもしれません。
2.多動力のある人は転職・就職に有利
先ほどまで述べた内容と重複しますが、多動力があって、新たな価値・アイデアを生み出せる人であれば、当然転職や就職に有利だと言えます。
ただ、その能力を相手に伝えるのは面接などの技術的な話になるのでここでは割愛します。
また、転職をしなくても、新たなアイデアを出せる人は当然社内での出世の機会も多くなるでしょうし、新しい価値を創造することは人生を豊かにすると思います。
さらに、多数の異なる分野の人材をまとめ上げて価値を創造できる人は、管理職としても高く評価されると思います。
多動力のある人は新たな価値を創造できる可能性が高いため、同一の経験を続けている人よりも、就職や転職に有利であり、社内の仕事においても成功する可能性が高い。
まとめ
以上の2つの側面から多動力を持つ人は、保守的な思考を持つ人に比べて新たな価値を創造する可能性が高く、それにより就職や転職、職場での評価に良い影響を及ぼす可能性が高いと言える。
今回は、多動力というキーワードで個人の市場価値を考察してみましたが、いかがでしたか?
転職や就職活動で悩んでいる方への直接的な回答ではありませんが、いろいろなことに挑戦することは新しい発想に繋がることはご理解いただけたと思います。
今何かやろうと思って悩んでいるのであれば、まずは動いてみる事をお勧めします。
長くなりましたが最後までお付き合いくださり
ありがとうございます。
【広告】体系的に知識を学びたい方向けのスクーリング 学生が起業を学ぶビジネススクール【WILLFU STARTUP ACADEMY】