転職の時の面接がなかなか上手くいかないし
何から準備をしたらいのか分からないです・・・。
こんにちは。
マロディーです。
就職活動を進めている大学生や転職を考えている社会人にとって
共通の悩みの一つは面接への準備ではないでしょうか?
人生の勝負どころなので、絶対に失敗したくないですよね。
□ 失敗してみたい。
□ 失敗してから、自分で学ぶという方には向いていない記事です。
「心配だ」「失敗したくない」と思っている方は、
面接の受け方が変わるので是非読んでみてください。
今回の記事では
失敗しない面接 就職活動・転職の重要なポイント
として、4点を具体的な例を挙げて説明したいと思います。
もくじ
雇い主の立場を考える
雇用主である企業は「事業を継続するための労働力」として会社員を雇います。
だから、雇用主がどのような考えで採用するのかを考えるのが近道です。
まずは、雇用主となりう企業が雇用に対してどのようなリスクを抱えているかを考えてみます。
会社は人を雇用するために時間や仲介業者に対する金銭といったコストを支払っています。
例えば、1人の人間を雇用する際には、成功報酬型の人材仲介業者に対し、
数10万から数百万円を支払う場合もあります。
雇用した人材が会社に合わずに辞めてしまったら、
または、予定通り人材が確保できなかったら、
- 事業の進展が遅れる
- 機会損失が発生する
だから、面接官は面接で真剣に貴方を見ています。
結構、雇う側の企業もリスクがあったんだ・・・。
いろいろ突っ込んで質問されるのは当然か
次の項目からは、面接の試験管がどのようなポイントで見るかを見ていきます。
仕事をするための知識や技能があるのか
面接などにおいて、人事担当者が知りたい能力についてまとめてみました。
Employ Ability 雇われる能力 | 具体的な能力 |
---|---|
社会人としての基礎的な能力 | 読み・書き・計算・挨拶 |
職業人としての汎用的な能力 | MBA、マーケティング力、 戦略思考 |
職業人としての専門的な能力 | 医師・弁護士・操縦士資格 |
表のように係数化や資格といったわかりやすい資格に加えて
- 潜在的な能力
- 即戦力
の有無を評価されます。
知識や技能を会社の中で発揮できるのか
仕事をするための知識や技能を持った上で、それらの能力を企業の行う事業に合わせて発揮できるかといった内容です。
- 「自律的に考え、行動ができる人物であるか?」
- 「積極的に問題解決に取り組むことができるか?」
利益を追求する企業にとっては、技術や知識を使って事業を成功させることは最も大切な要素です。
そのため、
- 市場における消費者のニーズに対する企業や問題を明らかにする能力
- それに対して改善策としてサービスを考案できる能力
などは非常に重宝されます。
組織の価値観にマッチしているのか
・組織の中で協調的に働ける人柄か?企業の経営理念に賛同して、個人のモチベーションを維持できるのか?
・営利集団である企業は物事を成し遂げるために、多くの人の共同作業をもとにして行われます。このため、組織人として協調性の有無は非常に大切です。
また、企業の経営理念にあっているかは、仕事に対するモチベーションを維持させるためにも重要なポイントです。
このため、本人が長く働くためにも組織の価値観にマッチしているのかは面接において重要視されています。
体験談
マロディーが新卒の人を対象とした、いわゆる就活をしたのは、一昔以上も前なので、そのまま参考になるかはわかりませんが参考までにご紹介します。
当時、SE業界に就職することを希望していたマロディーですが、全くSE業界の知識はありませんでした。
面接の受ける企業のことはHPを見て勉強したものの、面接では、社風や会社の事業内容が魅力的だというようなことしか言えていなかった気がします。
それでも、多くの企業から内定を頂いたのは、1次面接や2次面接などで行われたGp討議などが良かったのだと思います。
社会人になって、採用担当者側に立って振り返ると、新卒の学生に対して求められているポイントは
知識や技能を会社の中で発揮できるかが重視されていたと思います。
就活の時の良い経験が仇となりました。
複数の企業の面接をしましたが、基本的に個人面接のみでした。
転職活動をし始めた当初は、散々な結果でした。
うまくいかなかった理由は、
「これまでの社会人としてのスキルをいかに次の会社で活かせるのか?」
という質問にグイグイ押され負けました。
これには、自分自身の能力と採用企業に必要な能力が、どのようにマッチするかの分析が必要だったのです。
また、「仕事をするための知識や技術があって、即戦力として働けるのか?」
「若干のテコ入れをすれば戦力になるのか?」という要素も見られていた気がします。
良かった点は、管理職経験があったため、新しい業界に関する知識の少なさをカバーできたことです。
たまたま、採用先の企業が求めていた人材とマッチしていたのかも知れませんが。
まとめ:相手の立場を考えて就活・転職の面接対策をする
自分自身が社長だった時に、
今の自分を雇いたいとおもいますか?
ちょっと専門的な知識が足りないかな・・・
不足している部分が見えただけでも成果ありですよ!!
新卒の採用あれば、社会人としての即戦力は期待せず
将来的に、学んだ知識を会社のために活かせる人物かを評価するはずです。
また、すでに社会経験のある人を対象として転職のための面接であれば、
即戦力として必要な知識や技術はあるのか?
なぜ、今までの企業から採用先の企業を選んだのか?
今までの経験をどのように活かせるのか?
といったところを評価すると思いもいます。
また、採用する側としてどんな人材が欲しいのかを考えることが重要です。
このためには、
- 採用企業がどんな人材を欲しているのか?
- 事業を拡大していて、とにかく人手が欲しいのか?
- ある技術に特化した人材を欲しがっているのか?
などの事前のリサーチが必要です。
さらに、自分自身の技術が不足しているならば、技術を身につける
組織の価値観が合わなかったら、合う会社を選び直すといったことも大切です。
また、個人で調べる時間が無い、自分にあった企業を客観的に調べてみたいという人は、転職サイトや就活サイトを使ってリサーチするのも有効だと思います。
おわり