【失敗しない】地震や台風の災害対策 ライトの選び方・保管方法を解説/オススメ

ライトたち

こんにちは

マロディーです。

自治会の防災のお悩み相談から安全保障研究まで

幅広にやってる広告マンです。

本日は、防災にもキャンプにも使える

ヘッドライトのご紹介

防災用グッズは別の記事でもご紹介していますが

特に、重要なライトについて記載します。

なぜ防災にライトが必要なのか?

災害特に地震災害で恐ろしいのは、地震そのものに加えて

生活インフラが止まってしまうこと。

特に、電気・ガス・水道は私たちの生活にとって

欠かせないものだけに

止まってしまった時の影響は、本当に大きいです

当然、夜になっても電気がなければ街灯は明るくなりません。

そこで、地震災害などの後には個人でライトを持っていると

とっても便利です。

では、どのようなライトが良いのでしょうか?

災害時の状況をイメージしてみてください。

建物は倒れ、

街灯がつかない、

もしかしたら、陥没している道路があるかもしれません

そのような中を避難のために移動するためには

視線の先を照らし

転んだ時も両手が使える

ヘッドライトがオススメです。

どんなヘッドライトがいいの?

ヘッドライトも安いものは2000円〜1万円を超えるものまで

様々です。

特に、ゴールドやダイヤを散りばめていなくても価格に開きがありあます。

当然、機能の差があるのですが、

防災には、どのような機能が必要なのでしょうか?

  • 明るさ
  • 防水性
  • 耐久性
  • 重さ

明るさ

街灯が明るくない時の街は、驚くほど暗いです。

そんな中を歩くときには、しっかりとした光量のライトが欲しいです。

ガチャガチャで出るような、キーホルダーサイズのライトくらいだとちょっと心許ないと思います。

目安は100ルーメンは欲しいです。

当然、明るすぎて問題はないのですが、

明かりが強いライトは、

  • 電池の消耗
  • 重さ
  • 大きさ

デメリット

また、避難所の中で使うには、明るすぎて他の人の迷惑になる場合もあるので注意しましょう。

防水性

地震災害は晴れの日に起きるとは限りません。

また、台風災害における避難も考えなくてはなりません。

水中で使うわけではないので、完全防水を求める必要はありませんが

生活防水くらいの防水性能はほしいです。

耐久性

転んだり、落としたり、汚れても使える頑丈さは、

いざという時に、心強いですね

材質自体の強度やケーブル類が外に出ていないかなど

壊れるリスクが少ないものを選びましょう。

重さ

長時間あたまに着けるヘッドライト

たかが数百グラムですが、その差は意外と大きいです。

なるべく軽くて、首に負担の少ないもの

選んでください。

また、軽い物はお子さんに持たせる時にも

お子さんの首に負担にならないので安心です。

愛用しているライト

ぺツル(Petzl)タクティカル

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アウトドア用のヘッドライトで有名なぺツルですが、さまざまなライトを出しています。

その中の、タクティカルラインの製品

タクティカルと謳っているだけあって、頑丈で、雨中でも使えます。

(使ったあとのお手入れはしてください。)

また、RGB(赤、緑、青)の色が変化するモデルもあるので

必要に応じて、選んでみてください。

PETZL(ペツル) タクティカ RGB 最大300ルーメン デザート E089FA02

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保管時の注意点

電池は抜いて保管する

 すぐに使うことを想定して、常に入れておくのも問題ではありませんが

 電池の入れっぱなしによる、漏電を防ぐために、防災グッズとして保管する場合は、電池はガムテープなどでライトにつけて保管すると良いでしょう。その場合、予備のライトにだけは電池を入れて暗い時にもヘッドライトの明かりをつけて、他のライトに電池を入れらる用にするなど工夫しても良いと思います。

取り出しやすい場所にしまう

電気の消えた室内でも探しやすい場所、また防災リュック、防災袋の中にしまう時も、手探りで出しやすい場所に入れておくと良いでしょう。

電池を入れっぱなしにして漏電してしまった時は

市販のスプレーなどで漏電で化学反応を起こした金属をきれいにすることで、通電するようにできます。

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まとめ

防災グッズとして準備する場合は、

使用する時の環境に合わせて

必要な機能を持ったヘッドライトを選んでください。

特に、明るさと防水性があるものを選ぶことをオススメします。

また、大事なアイテムなのですが、失くしやすい大きさなので、家族の人数分、予備にもう一つくらいあると心強いです。

台風・地震の防災対策 失敗しない 室内の備え

部屋 家具

 こんにちは。

 マロディーです。

 防災対策進んでいますか?

 今日は皆さんが生活する空間の防災対策について考えてまたいと思います。

実は、近年の地震による負傷者の約30〜50%が家具類の転倒や落下・移動が原因です。

このため、地震に対する防災対策としては、室内の家具から身を守ることが大切なのです。

 ただ、家の中に沢山ある家具は、大きさや形、材質もさまざまなので、

 どんな風に防災対策をしたら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。

 そこで、この記事では、寝室やリビングと言った居住スペースごとに

 家具の種類に応じた防災対策を情報発信していきたいと思います。

 この記事を参考にして、地震が起こったときに屋内で怪我をしないように

 しっかりと準備をしてください。

この記事で記載する事項

  1. 家具の配置のポイント
  2. 家具の転倒・落下・移動防止のポイント
  3. 転倒・落下・異動防止器具の紹介

1家具の配置のポイント

なるべく部屋に物を置かない

クローゼットや押入れ、備え付けの収納家具などに荷物を入れることで、安全な空間を増やすことができます。

地震が発生した時に、収納されていない物は、まさに凶器となります。

固定されている収納家具にしまってある物は飛び出す心配が無いので安心です。

また、明かりの無い状況で避難する時も、足元に物が散乱しているのは危険です。

地震速報を聞いた時などもとっさに安全なスペースに避難できるように、お部屋の荷物を収納してください。

避難経路をふさがない

避難経路、とくにドアの近くや廊下に物を置かない事が大切です。

普段ドアの近くに置いていた物が地震によってドアをふさいでしまうこともあります。

えっ、そんなに物って移動するのと思うかもしれませんが、東日本大震災や阪神・淡路大震災を経験された方達から

「冷蔵庫が迫ってきた」「タンスが歩いた」と冗談のような実体験を聞きました。

おそらく、昔遊んだことがある人もいると思いますが、紙相撲の遊びと同じです。

紙で作った人形を乗せた台をトコトコと叩くと、台の上の人形が動く遊びわかります。

  (ジェネレーションギャップでわからなかったらごめんなさい。)

そんな要領で、中身が入った冷蔵庫でも、地震の振動でゴトゴトと動き出すことがあるようです。

タンスや重たい家具が動いて部屋の中にとじこめられたら大変ですよね。

特に、火災が発生した時に部屋から出られないのは本当に危険です。

ドアの近くに物を置くのは絶対にやめましょう。

燃えやすい物を置かない

地震が発生した時に、建物の倒壊の次に怖いのは、実は火災です。

阪神・淡路大震災の死傷者の多く(約8割)は、倒壊家屋の下敷きによる圧迫で亡くなったと言われています。

そして、次に多いのが火災による死傷です。

火災の発生源となる火の元は、ガスコンロなどがある台所ですが、

冬場の火災で多いのはストーブによる火事です。

特に地震発生時はストーブ自体が倒れたり、倒れた家具がストーブに当たって火が広がることもあります。

ガス、灯油、電気ストーブのいずれも火災のリスクがあります。

また、家電や電気配線からのろう電によって発生する火災もあります。

燃えにくい暖房器具を選ぶのも必要ですが、家具が暖房器具にぶつからないように、転倒・落下・移動防止が必要です。

2 家具の転倒・落下・移動防止のポイント

ネジ止めによる家具の固定

家具を移動させない方法のNo.1はネジ止めです

家具を壁に固定するので安定感はバツグンです。

最も簡単な方法は、L型金具で家具と壁をネジ止め金具で固定することです。

ただ、家具にネジ止めをするのはまだしも、家の壁に穴を開けるのは抵抗がありますよね。

特に、賃貸のお家や、マンションにお住まいの方は壁に穴が開けられない場合も多いと思います。

そんな時は、天井と家具の間に突っ張り棒を入れて固定する方法があります。

家具と天井の間に突っ張り棒を入れて、家具の下に滑り止めを敷くことで、更に転倒や移動を防止できます。

また、オススメなのが2X4材を使って穴を開けても大丈夫な柱を作る方法もあります。

床と天井に突っ張り棒の要領で柱を固定し、そこに家具をL型金具で固定します。

家の壁に直接固定するよりは強度は下がりますが、家具の上のスペースが空くのでお部屋がスッキリします。

キャスター付き家具はロック

キャスター付きの家具は家具の設置場所が決まったら、キャスターを外してしまうのも移動防止に効果的です。

ただ、日常的に動かして使うようなキャスター付きの家具は、使うたびにキャスターをつけたり外したりするのは面倒なので

キャスター用の下皿を使って家具自体を動かないようにすることで、地震の揺れによって家具が動くことを防止できます。

テーブル・イスの滑り止め

テーブルやイスも固定するのが難しい家具です。

特にイスは座るたびに移動させるので、壁や床に固定することは現実的ではありません。

まあ、配置によってはベンチなどを壁に立て付けている家もありますが、一般的には固定せずに使っていると思います。

テーブルは壁に接している場合は、前にご紹介したL型金具で固定することができます。

フローロングの床の場合は粘着マット、カーペットの場合は滑り防止マットなどの固定用器具の使用がオススメです。

イスも同様で、粘着マット滑り止めマットを使って滑りにくくする事で、地震などによって家具が移動するのを防ぐことができます。

長周期地震への対策

長周期地震は、ゆっくりとした大きな揺れが続きます。

天井からぶら下がっている照明器具なども大きく揺れてしまします。

人間は自分の目線の高さに最も反応するようにできていますが、自分の目線よりも高いところ、特に真上には注意が向かないことがあります。

地震があった時、天井の照明器具が凶器にならないように、鎖やロープなどで、落下防止をする必要があります。

3 転落・落下・移動防止器具の紹介

L型金具

家具と家の壁などに固定するための器具で、ボルトや木ネジで固定することができる。

向きによって強度が異なり、下向きに取り付けた場合(カギかっこ『 の形)が最も強度が高いです。

ポール式器具(突っ張り棒)

家具と天井の間を固定するための器具で、粘着マット滑り止めを使うことで強度が高くなります。

粘着シート

表面が粘着性のゲル状になったマットで、家具の底面と床面を接着させます。

フローリングの床に対して特に効果的で、ゲル状の材質が摩擦となって家具の移動を防止します。

粘着シートを間に挟む時は、床面の油や汚れを落としてから設置することで強度を高くできます。

移動防止ベルト

壁と家具をつなげるベルト状の器具です。L型金具と違って、簡単に取り外しができるのでキャスター式家具などに使用するのがオススメです。

注意点はベルトのタルミ具合で、ベルトのタルミの分だけ家具は移動したり傾くので、固定する際はベルトにしっかりとテンションをかけることが大切です。

落下防止チェーン

吊り下げ式の照明器具などの落下防止に使います。照明器具が電源ソケットから外れたり、コードが切れた場合も落下しないように支える物です。

チェーンタイプや紐タイプなどお部屋の雰囲気に合わせて使用してください。

注意点は、チャーンや紐の強度です。お使いの照明器具の重さにあわせてチェーンの材質や本数を増やす必要があります。

商品の購入の際には、耐重量に注意してください。

ストッパー式固定器具

家具の下に差し込むクサビ型の固定器具です。他の固定器具より取り付けるのは簡単なのが嬉しいです。

家具を若干傾けるので見た目が気になる人は、他の固定方法がオススメです。

キャスター下皿

キャスターの下に置いて、家具の移動を防止します。キャスターの大きさや色に合わせて選ぶとオシャレに設置することができます。

ガラス飛散防止フィルム

ガラス製の扉や窓に貼るフィルムで、ガラスが割れた際の飛散を防ぐフィルムです。

落下や転倒する家具だけではなく、部屋の中に散らばるガラスもケガの原因になります。特に、明かりのない場合は気づいた時には周りがガラスだらけなんてことも。

また、ガラス片は室内だけではなく、屋外にも飛散するため、マンションやアパートで2回以上の場合は、屋外へのガラス片の飛散を防ぐためにもフィルムを貼ることをオススメします。

まとめ

室内の災害対策について情報発信については、以上です。台風や地震による被害は室内の家具によって大きく変わります。

安全だと思っていた家の中が、危険な場所にならないようにしっかりと防災対策をしていきましょう。

特に大きな家具の転倒・移動防止、物が落下しないように固定することや、避難経路に物を置かないといった日頃からの意識が大切です。

そのほかに、発災したあとの生活に必要な荷物も準備すれば、地震や台風は発生した時も安心ですね。

台風・地震 災害対策 ペットのための防災グッズ 避難所準備

くるまったパグ

こんにちは。

マロディーです。

台風や地震が起きた時に自治体等の多くの組織や団体が被災された方の為に支援を行います。

被災された方への救護活動や避難所における支援は少しずつ改善されています。

しかし、ペットを飼っていない方からは、災害が起きたときにペットとして飼われている動物達への支援には中々目がいかないのが現状なのかもしれません。

でも、ペットを家族として飼っている多くの動物愛好家の皆さんにとって、ペットを失う事、ペットと一緒に暮らせない事は、耐えがたい苦痛だと思います。

だからこそ、台風や地震が発生した際に、どのようにしたらペットの安全を確保できるのか?

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犬の飼い主さん

避難所に犬や猫を連れて行って良いかなぁ?

ペットを避難所に連れていけないと思っている飼い主さんも多くいるようです。

行政で飼い主さんが避難所に犬を連れてくることは認められています。

それどころか、飼い主さんが避難する時はペットと一緒にすることを飼い主の責任としています。

災害が起こった時に飼い主はペットと同行避難することが基本である
ため、平常時からそれに備えるべき対策についての意識をもち、ペットの安全と健康を守るとともに、他の避難者への迷惑にならないように努めなければならない。

環境省HP

災害時におけるペットの救護対策ガイドラインhttps://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506.html

飼い主の責務

・同行避難

・災害時における飼育管理

今回は家族同様に大切にしているペットの安全と避難所に一緒に避難した時に注意すべきことをまとめたいと思います。

飼い主さんもペットも安心して避難できるように防災対策をしてください。

この記事で記載する事項

  • ペットのための防災対策
  • ペットのための防災グッズ
  • ペットのための避難所生活の準備

ペットのための防災対策

ペットのための防災対策が必要な理由

ペットのための防災対策が必要な理由、それはペットも怪我をするからです。

家屋が倒壊したり、家具が倒れれば下敷きになります。

割れた窓ガラスの破片で肉球も傷つきます。

怪我をすると感染症のリスクがたまります。

ストレスがたまると食欲不振や抵抗力が下がって病気になる恐れもあります。

室内で飼っているペットにとって災害時とくに地震が発生した時には、生活しているお家の中を安全にしてあげることが大切です。

家具の固定

統計によると、地震による負傷者の30〜50%は、家具類の転倒・落下・移動が原因です。

そのため、家具の転倒・落下・防止を防ぐためには

  • ネジ止め
  • キャスターをロック
  • テーブル・イスの滑り止め

賃貸住宅などで家具のネジ止めが難しい場合は、突っ張り棒などで補強する方法もあります。

耐震化

阪神・淡路大震災の死者のやく8割が建物の倒壊による圧死です。お住まいの住宅の耐震強度を確認するために、耐震診断をオススメします。

ペットのための防災グッズ

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いぬ

お気に入りのおやつ入っているかなぁ

防災グッズリスト

ペットの健康と情報
  • 療法食、薬
  • フード、水(5〜7日分)  
  • 予備の首輪、リード(伸びないもの)
  • 食 器
  • ガムテープ(ケージの補修など多用途に使用可能)
  • 飼い主の連絡先とペットに関する飼い主以外の緊急連絡先・預かり先などの情報
  • 迷子になった時に備えてペットの写真(携帯電話に画像を保存することも有効)
  • ワクチン接種状況、既往症、健康状態、かかりつけの動物病院などの情報

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ペットの生活と衛生
  • ペットシーツ
  • 排泄物の処理用具
  • トイレ用品(猫の場合は使い慣れたトイレ砂)
  • タオル、ブラシ、ボディーシート
  • おもちゃ
  • 体洗い用の洗濯ネット(猫の場合)など

特に避難所などでは、匂いが気になっても、水が不足して身体を洗ってあげられないことも。濡れたタオルなどでケアをしてあげるのも良いです。

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ペットのための避難所生活の準備

避難所生活の準備が必要な理由

地震などの突然の災害では、飼い主さんと同じようにペットもパニックになり、いつもと違う行動を取る可能性があります。

このような状況で、飼い主さんとペットが安全に避難するためには、普段からキャリーバック等に入ることを嫌がらないことや、犬の場合は、「待て」、「おいで」等のしつけを行っておく必要があります。

注意事項

同行避難とは、災害の発生時に、飼い主が飼養しているペットを同行し、指定緊急避難場所等まで避難すること。同行避難とは、ペットと共に移動を伴う避難行動をすることを指し、避難所等において飼い主がペットを同室で飼養管理することを意味するものではない。

人とペットのための災害対策ガイドライン 環境庁HP

避難所においては、飼い主さんとペットが必ずしも同じ部屋で避難することを保証や義務付けるものではないため、飼い主さんが見えないところでも不安にならないように慣れさせることも必要です。

災害に備えた健康管理としつけ(犬の場合)
  • 「待て」「おいで」「お座り」「伏せ」などの基本的なしつけを行う。
  • ケージ等の中に入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく。
  • 不必要に吠えないしつけを行う。
  • 人やほかの動物を怖がったり攻撃的にならない。
  • 決められた場所で排泄ができる。
  • 狂犬病予防接種などの各種ワクチン接種を行う。
  • 犬フィラリア症など寄生虫の予防、駆除を行う。
  • 不妊・去勢手術を行う。
災害に備えた健康管理としつけ(猫の場合)
  • ケージやキャリーバッグに入ることを嫌がらないように、日頃から慣らしておく。
  • 人やほかの動物を怖がらない。
  • 決められた場所で排泄ができる。
  • 各種ワクチン接種を行う。
  • 寄生虫の予防、駆除を行う。
  • 不妊・去勢手術を行う。

迷子にならないために

  • 首輪、なまえ札
  • マイクロチップ

災害時に不幸にも飼い主さんとはぐれてしまうペットもいると思います。そんな時も少しでも飼い主さんの元にペットが戻ってこれるように、首輪やなまえ札、マイクロチップの準備をしましょう。

まとめ

人間と家族のように暮らすペットのために、安心して避難できるように事前の防災対策が大切ですね。避難所への生活物資は人間用のものが優先されるため、ペット用の生活用品は少し多めに準備した方が良いです。

また、避難所での生活に慣れやすいように、キャリーバッグやゲージに定期的に触れておくのも良いかもしれません。

最後に、ペットは避難した飼い主さんにとってとても心強い支えになります。また、ペットにとっても、飼い主さんが元気にそばにいてくれることが一番の安心です。

そのため、ペットと飼い主さんの両方が安心して避難で来るように防災対策や防災グッズの準備をしてください。

防災訓練について 地震・台風への備え 自主防災組織の活動

消防士

こんにちは。

マロディーです。

本日はマロディーが住んでいる地元の自治会で防災訓練を実施しました。

地元の自治会での防災担当として、今年度は防災備蓄の購入や防災訓練を企画しました。

https://marody-life.com/wp-content/uploads/2020/02/syoubousya_hashigo.png

訓練のお手伝いにきましたよ

消防署の方々や消防団の方々の協力もあり、何とか訓練の形になってよかったです。

ただ、地元の自治会は新しい街で、防災組織も「0」ぜろ

当然、防災備品も防災訓練の実績も「0」ぜろぜろ

防災訓練を実施するまでの間に様々な苦労がありました。

そこで、地元の自治会の防災訓練を担当されている方向けのコアな記事を複数回にわたって記載したいと思います。

もちろん、防災グッズの紹介や、身近な物でおこなう応急救護やマメ知識も情報発信するので、防災訓練の担当じゃなくても最後まで読んでいただけると嬉しいです。

この記事で記載する内容

  • 防災訓練の基本的な目的

この記事を読んでいただくと、防災訓練の目的や災害が発生した時に、国や自治体、地域住民つまり自分たちが何をしなければならないのかがわかってくる思います。

自主防災組織が行う防災訓練の基本的な目的

防災訓練の準拠は?

災害対策基本法(平成28年5月10日法律第47号改正)

基本理念(第2条の2)の概要についてまとめると

①災害が発生した場合における被害の最小化

②国、地方公共団体、その他の公共機関の活動区分の役割分担と自主防災組織の自発的な防災活動の促進

③災害に備えるために、過去の教訓を踏まえ、その改善を行う

④災害の発生直後その他必要な情報収集に努め、可能な限り状況の把握に努め、人命の保護を最優先すること

⑤被災者の主体性を損なうことなく、被災者の年齢、性別等に合わせた適切な支援を行う

⑥災害が発生した時は、速やかに施設の復旧及び被災者の援護を図る

同第7条の3(住民等の責務)

第2項に規定するもののほか、地方公共団体の住民は、基本理念にのっとり、食品、飲料水その他の生活必要物資の備蓄その他の自ら災害に備えるための手段を講ずるとともに、防災訓練その他の自発的な防災活動への参加、過去の災害から得られた教訓の伝承その他の取組により防災に寄与するように努めなければならない。

ちょっとお堅い法律の抜粋に疲れたと思いますが、上記が自治会で防災訓練をやらなければならない理由です。

そして、注目していただきたいのは、基本理念の中にある、国や地方自治体等の役割の部分です。

最終的な国民の援護は国が行います。

しかし、基本理念においても、自主防災組織の活動が必要であると明記されている。

つまり、地震や台風といった災害への対処は行政や公的機関にお任せというわけにはいかないのです。

ここで、防災訓練の基本的な目的に戻ると

自主防災組織の防災活動の目的は、国や地方自治体といった行政機関が行う「公助」の支援が来るまでのあいだに、生き残るということです。

なので、防災訓練は公助が来るまでの間に生き残るために必要な活動を訓練すれば良いことになります。

では、具体的にどのような内容をやれば良いのは次の機会にまとめたいと思います。